中国の新疆ウイグル自治区綿花協会は5日、カジュアル衣料品店「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングの柳井正会長兼社長が英BBC放送のインタビューに新疆産綿花を「使っていない」と答えたことについて「決して受け入れられない」とする声明を発表した。新疆綿の使用再開を期待するとも述べた。
BBCは先月28日、柳井氏が強制労働が疑われている新疆綿を「使っていない」と答えたと報じた。
これに対して同自治区綿花協会は「地元住民に就業機会を与え、多くの家庭が貧困から抜け出すことができた」と強調。「強制労働という根拠なき理由で新疆綿をボイコットすることは決して容認しない」と指摘した。(共同)
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