アメリカのトランプ次期大統領は、SEC=証券取引委員会の委員長に暗号資産推進派のアトキンス氏を起用すると発表しました。
トランプ次期大統領は4日、自身のSNSで次のSEC委員長に暗号資産の規制緩和や、業界の振興に積極的な元SEC委員のポール・アトキンス氏を起用することを明らかにしました。
トランプ氏は「アトキンス氏は常識的な規制をする実績あるリーダーだ」としたうえで、「アメリカをこれまで以上に偉大にするためにはデジタル資産やイノベーション=技術革新が重要だということを認識している」と評価しています。
SECの現在の委員長であるゲンスラー氏は利用者の保護を重視し、暗号資産の規制強化を進めてきましたが、「アメリカをビットコイン超大国にする」などと公約しているトランプ氏のもと、アトキンス氏はSECを暗号資産推進に大きく転換しそうです。
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