ノーベル平和賞の授賞式に参加する日本被団協の代表理事で仙台市に住む木村緋紗子さんが12月4日、村井知事のもとを訪れ、核兵器廃絶への思いを語りました。

日本被団協=日本原水爆被害者団体協議会の代表理事を務める木村緋紗子さんは8歳の時、広島で被爆しました。来週の授賞式を前に4日、村井知事のもとを訪れ、現在の心境を話しました。

日本被団協代表理事 木村緋紗子さん(87)
「(最初は)私はあまり喜んではいなかった、その時は。でも、だんだんと日にちが経つにつれて先人たちの魂は私が連れていくっていう気持ち。強い気持ちで核兵器廃絶と戦争をしてはダメということを私は世界に訴えていきたいと思った」

これに対し、村井知事は、被団協の平和賞受賞は国民の一人として誇りに思うと述べました。

日本被団協代表理事 木村緋紗子さん(87)
「生きてる限りは核兵器廃絶、戦争をやめてよって。やはり平和な世の中で暮らしていきたいし、これからを担う子供たちにもそうさせてあげたいので一生懸命頑張ります」

被団協の代表団は12月8日に日本を出発します。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。