ドイツのショルツ首相はウクライナを訪問し、6億5000万ユーロ、日本円で約1000億円相当の追加の軍事支援を発表しました。

ショルツ首相は2日、ウクライナの首都キーウでゼレンスキー大統領と会談しました。

ショルツ氏は、「我々は疲れていない。必要な限りウクライナを支援していく」と述べ、6億5000万ユーロ、日本円で約1000億円の軍事支援を発表。
12月中に迎撃ミサイル「パトリオット」などの兵器を引き渡すとしています。

ゼレンスキー大統領はドイツの支援に感謝を述べた上で、供与を求めているドイツ製の長距離巡航ミサイル「タウルス」に言及して「防空システムを強化するうえで非常に重要。

異なる見解もあるが、より多くの共通認識を持てるよう努力を続ける」との認識を示しました。

「タウルス」をめぐってはドイツは供与には慎重な姿勢を示していて、ショルツ首相は会見で明言を避けた一方、「今後も幅広い支援を続けていく」と述べ、継続支援を約束しました。

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