米国のトランプ次期大統領は2日、パレスチナ自治区ガザ地区でイスラエル人の他に米国人も人質として拘束しているイスラム組織ハマスなどに対し、自身が就任する来年1月20日までに人質を解放しなければ「代償を払わせる」と警告した。自身のソーシャルメディアに投稿した。
投稿では、中東で「人道に反する残虐行為を行った者たち」に代償を払わせるとした。具体的な中身には触れず、「米史上、最も激しい打撃」を与えるとし、「今すぐ人質を解放しろ!」と要求した。
ロイター通信によると、ハマスは12月2日、約1年2カ月に及ぶガザでの戦闘行為の間に33人の人質が殺害されたと発表した。戦争が続けばさらに人質を失うことになるとし、「手遅れになる前にやるべき事をやれ」と要求したという。【ワシントン西田進一郎】
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