タイとミャンマーの国境付近の海域で、操業中だった複数のタイの漁船がミャンマー当局の船に銃撃されるなどして拿捕され、3人が死傷しました。ほかに31人がミャンマー側に拘束されたということです。

タイメディアによりますと、南部ラノーン県に面したアンダマン海で30日、複数のタイの漁船がミャンマー当局の武装した船から銃撃されるなどして拿捕されました。タイの漁船は、ミャンマーとの国境付近で操業していたとみられています。

ミャンマー側からの銃撃でタイ漁船にいた2人が負傷したほか、漁師1人が海に飛び込み溺死。別の漁船にいたタイ人ら31人がミャンマー側に拘束されたということです。

タイ政府は、拘束されたタイ人らの解放に向け、交渉しているとみられますが、融和的な関係を維持しているミャンマーの軍事政権とタイとの間で緊張が高まる可能性もあります。

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