ウクライナへの侵攻を続けるロシアが中東のイエメンからも戦闘員を投入しているとイギリスメディアが報じました。

ロシアのプーチン大統領は23日、12月1日以降に1年以上の契約で軍と契約を結んだ場合、兵士やその配偶者が抱える借金を1000万ルーブル、日本円で約1480万円を限度に返済を免除する法律に署名しました。

ウクライナ侵攻に参加する兵士をさらに集める狙いとみられます。

こうした中、イギリスのフィナンシャル・タイムズは24日、ロシアが中東イエメンから数百人の男性をウクライナの前線に投入していると報じました。

イエメンの親イラン組織フーシ派とつながりのある企業が、高い給料や、ロシア国籍が得られる仕事があると男性らをだまし、ロシア到着後に強制的に軍に入隊させているということです。

戦闘員は初歩的な軍事訓練を受けただけで前線に送られていて、死者も出ているとしています。

ロシアは戦闘の長期化で兵士不足が深刻化していて、北朝鮮からの派兵を受け入れています。

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