パリ近郊でサッカーのフランス対イスラエル戦が厳戒態勢のもと行われ、試合会場の近くではパレスチナを支援する人々が抗議の声を上げました。

　パリ近郊で14日に行われたサッカーのフランス対イスラエル戦では、リュックサックなど手荷物の会場内への持ち込みが原則禁止され、周辺に警察官4000人が配備されました。

　オランダでは7日のサッカーの試合後、イスラエル人サポーターら5人がけがをする襲撃事件が起きていました。

　パリ近郊の広場にはパレスチナを支援する数百人が集まり、「大量虐殺を許さない」と書かれた横断幕を掲げるなどしてイスラエルの試合参加に抗議しました。

　イスラエル当局は事前に自国民に試合会場に近付かないように呼び掛け、およそ150人のイスラエル人サポーターは警察が護衛するなか、バスで会場までやってきました。

　なお、試合は0対0の引き分けとなりました。

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