アメリカのトランプ次期大統領が、ワクチン政策に否定的な姿勢で知られるロバート・ケネディ・ジュニア氏を新政権の厚生長官に指名すると発表しました。

新政権の人事を進めているトランプ次期大統領は14日、医療や保健分野を所管する厚生省の長官に、弁護士のロバート・ケネディ・ジュニア氏を指名するとSNSで明らかにしました。

ケネディ氏は長年、環境問題に取り組み、ワクチンに否定的な姿勢で知られています。大統領選挙に無所属で出馬しましたが、今年8月に選挙戦から撤退するとともに、トランプ氏の支持を表明しました。

トランプ氏は今回の指名について、「アメリカ人は長い間、公衆衛生に関する食品会社や製薬会社の欺瞞や偽情報で押しつぶされてきた」と主張。そのうえで、「ケネディ氏は関係機関を立て直し、慢性疾患の流行に終止符を打ち、アメリカを再び偉大で健康な国にするだろう」と強調しています。

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