メラニア・トランプさん=2024年7月18日、秋山信一撮影

 トランプ次期米大統領が13日に政権移行手続きの一環でホワイトハウスを訪問した際、妻メラニアさんは同行しなかった。ホワイトハウスによると、バイデン大統領の妻ジルさんは「いつでも引き継ぎのために協力する準備はできている」と伝える手書きの手紙をトランプ氏に託したという。

 メラニアさんが同行しなかった理由は不明だが、メディアでは「次期政権では“パートタイム”のファーストレディーになるつもりで、ホワイトハウスで生活しない可能性もある」「連邦捜査局(FBI)が機密文書持ち出し事件の捜査で、トランプ氏の自宅を捜索した際、メラニアさんの私物が入った引き出しを開けられたことに怒っている」といった臆測が流れていた。

 メラニアさんの事務所は13日のX(ツイッター)への投稿で「夫の大統領執務室への帰還は励みになる」とした上で、「メディアの匿名の情報源が虚偽や不正確な情報を伝え続けている。情報源を見極めてほしい」と呼びかけた。【ワシントン秋山信一】

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