ロシアが実効支配するウクライナ南部のクリミア半島で、ロシア黒海艦隊の幹部とみられる軍人が車に仕掛けられた爆弾で死亡しました。

 ロイター通信などによりますと、クリミア半島の都市セバストポリで、車の下に仕掛けられた爆弾が爆発し、乗っていたロシアの軍人が死亡しました。

 この軍人はロシア黒海艦隊の幹部とみられます。

 ロシア当局はテロ事件として捜査を始めました。

 今回の爆発についてウクライナの治安当局関係者は、ロシア海軍幹部に対するウクライナの攻撃だったと認めました。

 ウクライナメディアは死亡したロシア軍幹部について、おととし7月にウクライナ中西部・ビンニツァ州の市民29人が死亡した攻撃の際、ミサイル発射を命令した戦争犯罪人だと指摘しています。

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