サウジアラビアのムハンマド皇太子は11月11日、アラブ・イスラム諸国臨時首脳会議で演説し、イスラエルのパレスチナ人に対する行為を「虐殺」と述べ、強く非難した。10月23日、リヤドで代表撮影(2024年 ロイター)

サウジアラビアのムハンマド皇太子は11日、アラブ・イスラム諸国臨時首脳会議で演説し、イスラエルのパレスチナ人に対する行為を「虐殺」と述べ、強く非難した。

皇太子は「イスラエルが同胞であるパレスチナ人に対して犯した大量虐殺を改めて非難し、断固として拒絶する」と述べた。


 

イスラエルとイランの対立を巡っても、イスラエルによるイランへの攻撃を阻止し、イランの主権を尊重するよう国際社会に求めた。

皇太子は9月にパレスチナ国家が樹立されない限りサウジはイスラエルを承認しないと述べている。

アラブ連盟のアブルゲイト事務局長は11日遅くの記者会見で、首脳会議の声明の中でイスラエルの国連総会での加盟国としての資格を凍結する動きを示した条項を指摘した。

同氏は、加盟国の資格凍結は安全保障理事会の管轄外であるため、総会で決定できるとし、「国連総会の多数決により、(イスラエルの)加盟資格が凍結される日が近いかもしれない」と説明した。



[ロイター]


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