中国の王毅外相がロシアのショイグ安全保障会議書記と会談し、両国が協力を強化していくことで一致しました。アメリカへの対応策についても話し合われたものとみられます。
中国外務省によりますと、12日、王毅外相は中国を訪問しているショイグ安全保障会議書記と会談したということです。
王毅氏は「国際情勢が複雑化し、外部からの挑戦がますます多くなるなかで双方は協力、団結して共通利益を守らなければならない」と指摘。
そのうえで、「ともに意思疎通や協調を緊密にしグローバルな戦略的安定を維持したい」と述べたということです。
ショイグ氏は「両国の戦略的協力は過去に例がないほどハイレベルである」としたうえで、BRICSなど多国間の協力を強化する必要性に言及したということです。
ロイター通信によりますと、ショイグ氏はアメリカによる封じ込め政策に対抗することが重要な課題との認識も示したということで、アメリカへの対応策についても話し合われたものとみられます。
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