中国船が、また放水砲。
対立がエスカレートしている。
大型の中国船が、フィリピン船に急接近し、放水砲を発射する様子がとらえられている。
現場は、南シナ海のスカボロー礁周辺。
空から撮影された映像では、中国海警局の2隻の船が、フィリピンの船を挟み込んで、両側から放水砲で水を浴びせる様子が確認できる。
フィリピン船側は、この放水による水圧で手すりが変形するなど、船体の一部が破損したと主張している。
スカボロー礁は、フィリピンの排他的経済水域（EEZ）内にあるが、中国も領有権を主張。
中国外務省は、30日午後4時前に行われた記者会見で、フィリピンに対し「挑発行為を直ちに中止し、主権を守る中国の確固たる決意に挑戦してはならない」と述べた。
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