旧ソ連のアゼルバイジャンで開幕した国連の気候変動対策会議「COP29」は2日目を迎え、首脳級会合が始まりました。
現地からFNNモスクワ支局長・土井若楠記者が中継でお伝えします。
会合には約80の国と地域の首脳が出席する予定です。
各国首脳が演説する会場は、厳重な警備態勢が敷かれています。
首脳級会合では、首脳級会合ではイギリスのスターマー首相や、温暖化の影響が大きい島しょ国の首脳らが演説する予定です。
COP29で焦点となっている途上国の温暖化対策に対する資金や、2035年に向けた二酸化炭素などの温室効果ガスの排出量の削減目標などを議論する見通しです。
ただ、気候変動対策に後ろ向きなトランプ氏がアメリカの大統領に返り咲くことが決まったほか、主要国のドイツやフランス、温室効果ガスの排出量が多い中国、インドなどの首脳も出席を見送ることになっていて、新たな目標に向け実のある議論ができるのか注目されます。
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