アメリカのトランプ次期大統領は、外交トップの要職国務長官のポストにマルコ・ルビオ上院議員を充てる見通しだとアメリカメディアが報じました。
ニューヨーク・タイムズは11日、複数の関係者の話としてトランプ氏が「土壇場で考えを変える可能性がある」としながらもマルコ・ルビオ氏(53)を次期政権の国務長官に起用する見通しだと報じました。
キューバ系移民の両親をもつルビオ氏は、上院の外交委員会に所属するなど外交や安全保障に精通し特に中国や北朝鮮、イランなどに対しては強硬な姿勢で知られています。
ロイター通信はルビオ氏が国務長官となれば、アメリカ史上初めてラテン系アメリカ人が外交トップの座に就くことになると伝えています。
また、ウォールストリート・ジャーナルはアメリカ陸軍特殊部隊=グリーンベレーにかつて所属していたマイケル・ウォルツ下院議員に対して、ホワイトハウスの国家安全保障担当補佐官のポストを打診したと報じました。
ウォルツ氏も中国批判を繰り返す、対中強硬派として知られています。
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