2024年1~6月の上半期に生まれた日本人の子ども(出生数)は、32万9998人だった。下半期も同じペースだと、年間では70万人を割り込む。
厚生労働省が5日、人口動態統計の概数を発表した。前年同期比では2万2242人(6.3%)減だった。23年は22年との同期比で1万4992人(4.1%)減。少子化の進行に歯止めがかからない状況だ。
出生数は、16年に初めて100万人の大台を割った。その後も過去最少が続き、22年には80人万人割れ。政府は「異次元の少子化対策」を掲げ、昨年末に「こども未来戦略」を閣議決定した。(高橋健次郎)
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