沖縄県内で流行が続く新型コロナウイルス。7月14日までの1週間に報告のあった感染者数は4週間ぶりに減少に転じました。県は「高止まりしている状況」だとして注意を呼びかけています。


県によりますと7月14日までの1週間に県内53の定点医療機関から報告のあった新型コロナの感染者数は1514人で、1定点医療機関あたりの平均は28.57人と前の週から1.35人減少しました。

【1定点医療機関あたりの感染者数・地域別】
南部保健所管内…35.86人
宮古保健所管内…28.25人
中部保健所管内…26.80人
那覇市保健所管内…26.42人

1定点医療機関あたりの感染者数は4週間ぶりに減少しましたが、全国平均の11.18人と比べると約2.5倍となっていて、依然として感染者が多い状況が続いています。

年代別では60歳以上が668人、50代が168人、40代が150人、30代が132人などとなっていて、高齢者を中心に感染が広がっています。


県は7月13日からの3連休の影響が出て以降の感染者数は再び増える可能性があるとして、引き続き基本的な感染対策を徹底するよう呼びかけています。

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