岐阜県下呂市は27日、市立金山病院の療養病棟を廃止すると発表した。看護師の確保が困難になっており、入院患者の転院が済み次第、療養病棟に配置している看護師を一般病棟と外来に再配置するという。
病院事務局によると、一般病棟(50床)と療養病棟(49床)のうち、利用率が低い療養病棟を廃止する。療養病棟の入院患者(11月6日現在)は15人で、12月末までをめどに県立下呂温泉病院などに移る調整を進めているという。市は療養病棟ができた下呂温泉病院と連携を進めたい考え。
金山病院の正職員の看護師(11月1日現在)は38人。このうち一般病棟は15人、療養病棟は9人でシフトを組んでいるという。
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