東京・池袋にある宮城県のアンテナショップが12月15日に閉店することが決まりました。来年1月には日本橋に仮設の店舗が期間限定でオープンする予定です。
東京・池袋にある「宮城ふるさとプラザ」は、年間約1億3000万円に上る高額なテナント料をめぐり、県が「採算が合わない」などとして、年内で閉店することを決めていました。2005年に開設された現在の店舗は19年の歴史に幕を下ろすことになります。
宮城県は10月18日、最終営業日について12月15日(日)とすることを明らかにしました。今後、当日の営業時間などを調整するということです。「宮城ふるさとプラザ」の閉店をめぐっては、お笑いコンビ「サンドウィッチマン」がラジオ番組で存続を望む声をあげ、話題になりました。
来年1月には東京・日本橋の茅場町に仮設の店舗がオープンし、再来年の3月まで営業する予定です。宮城県物産振興協会は「本店舗の設置も並行して目指していきたい」としています。また、県は今後、オンラインショップの活用などを強化し、県の特産品のPRに努めることにしています。
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