家庭で消費するモノやサービスの値動きをみる9月の全国の消費者物価指数は、2.4%上昇しました。コメ類は49年ぶりの高い上昇率です。
総務省が発表した9月の全国の消費者物価指数は、変動の大きい生鮮食品を除いた総合が108.2で、去年9月と比べて、2.4%上昇しました。
「酷暑乗り切り緊急支援」として、政府が期間限定で電気・ガス補助金を再開したため、伸び率は前の月より0.4ポイント減少し、5か月ぶりに縮小しています。
一方、大幅に上昇したのはコメ類で、44.7%上昇しました。
去年夏の猛暑で流通量が減ったことや新米の需要が高いことが要因で、1975年9月以来、49年ぶりの歴史的な上昇率です。
また、原材料の高騰などで、▼チョコレートは9.8%、▼おにぎりは4.9%上昇しました。
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