電機大手の東芝は物流倉庫の現場で使われるロボットが自分でモノの形やサイズを認識してつかむ技術を開発しました。
東芝が開発したロボットには4つの吸着パッドが付いていて、箱詰め作業の際に様々な大きさや形のものを瞬時に認識し、つかむことができます。
これまでは素材や種類が違うものを同じロボットでつかむことや斜めに置かれたモノをつかむことは難しいとされていました。
この技術によってプログラマーがロボットにつかみ方を学習させていた工程が不要となり、物流現場での労働力不足を軽減する効果が期待されています。
東芝は今後、実際の物流倉庫で実証実験を進め、2026年度以降の実用化を目指す考えです。
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