消費者金融大手のアコムは長野県の銀行に出向中の社員が個人情報約10万件をアコムに漏洩(ろうえい)していたと発表しました。

 アコムによりますと、八十二銀行に出向中の社員は共有が禁じられている預金利用者の個人情報10万4523件を含むメールをアコムに送信していました。

 氏名や電話番号などが含まれていましたが、共有しても問題ないと誤認していたということです。

 また、この社員は八十二銀行と合併予定の長野銀行のカードローン利用者の個人情報1828件についても利用者の同意を得ずに漏洩していました。

 アコムは「より厳格に個人情報の取扱いを行うよう、社員教育を再徹底致します」とコメントしています。

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