「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングは、国内外での販売が好調だったことなどから、売上高が初めて3兆円を超えました。

ファーストリテイリングが発表した今年8月までの1年間のグループ全体の決算によりますと、▽売上高にあたる売上収益が前の年に比べ12.2%増えて3兆1038億円に、▽本業の儲けを示す営業利益は31.4%増えて5009億円と、いずれも過去最高を更新しました。

4年連続の増収で、国内だけでなく、海外でもユニクロの知名度があがって売り上げが好調となったほか、円安も収益を押し上げました。

ファーストリテイリング 柳井正社長
「毎年5000億円ずつ売り上げを伸ばしていくと、数年のうちに売上高が5兆円に届く」

柳井社長はその先はさらに10兆円を目指し、「将来に向けての具体的な計画と準備を進めている」と強調しました。

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