もう着なくなった服をアップサイクルして戻す高島屋の新しい提案に迫りました。

9日から老舗百貨店「高島屋」で始まったアップサイクルプロジェクト。

客から預かった服はアフリカのウガンダに送られ、現地の古着とコラージュするように組み合わせてリメークされます。

現地の古着と合わせることで数が増えるリメーク品は日本に戻り、1着は古着を預けた人へ、残りは店頭で販売されます。

来店客からは「かっこいいですね。切り返しになっているのが。めっちゃかっこいいです、純粋にデザインが」「1点物というところにすごく魅力を感じました。また生まれ変わるという意味で。しかも自分の思い入れがある分、すごくわくわくすることだと思う」と好評です。

アフリカには先進国から大量に古着が送られてきますが、処理しきれずごみになってしまうことが多く、大きな問題になっています。

そこで、送られてくる古着をアップサイクルして先進国へ販売することで、ごみによる環境問題と雇用問題の解決を目指しています。

高島屋MD本部 バイヤー・谷地森健さん:
今回一緒に参加をして、お客さまも参加をいただいて、その結果、ウガンダであったり、アフリカで起きている洋服の問題、ファッション産業の課題というところに目を向けるきっかけになれば。

今回の古着の受け付けは10月22日までで、2025年4月にはウガンダで生まれ変わって戻ってくる予定です。

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