9日の日経平均株価は、上げ幅が一時500円を超え、終値は前日より340円高い3万9277円でした。

 石破茂総理大臣は9日、衆議院を解散し、「選挙は買い」と言われる総選挙へと走り始めましたが…。

マネックス証券 広木隆氏
「一言で言えば、きのうの株価上昇の背景は、選挙よりも半導体ということだろうと思います。エヌビディアという半導体大手の株価が非常に強くなってきていて、それがもう1回、日本の半導体関連株の買いを誘った」

 今後、選挙と株価の関係はどうなるのでしょうか?

広木氏
「与党の不振となった選挙、リクルート事件の時とか。そういった時は株価が下がる。政権の安定感が得られないような選挙結果になると、株式相場にとっても下落要因になる。有権者がどのような投票行動をとるのか、全く読み切れない部分があるので。これから投開票日が近づくにつれ、(株式市場も)警戒感を強めていくのではないか」

(「グッド!モーニング」2024年10月10日放送分より)

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