岩手県盛岡市大通に2024年3月にオープンした「食堂ippo ippo」は、雑貨や古着も扱うユニークな食堂だ。

店長 上田久美子さん
「2階が雑貨屋になっていて色々な食器類やトートバッグキャップとかある。さらに上(3階)に行くと古着屋がある。食堂・雑貨・古着屋の仲間が一つになって一歩一歩進んでいこうという意味で『ippo ippo』という名前になっている」

「食堂ippo ippo」は雑貨や古着のショップもある複合施設。
そんな一風変わった食堂で、この夏から始めた新メニュー「ネギらぁ麺」は、たっぷりのネギを自家製ラー油で味付けしている。
自家製のラー油によく絡むように細ちぢれ麺をつかっていて、細麺がネギの食感を引き立たせ、ピリ辛がクセになる1杯だ。

店長 上田久美子さん
「しょうゆベースで、そのしょうゆも今まで出していたしょうゆラーメンとは違う味になっているので、違いを楽しんでもらえたら」

さらに、ボリュームのある「唐揚げ定食」は人気ナンバーワンだ。唐揚げ1個1個が大きく、その大きさによって個数は変わるが基本的には6個唐揚げがのっていて、とてもお得な定食になっている。

ボリュームもさることながら、唐揚げは味に妥協せず2度揚げをしてサクサクの食感、うまみと肉汁が凝縮されている。

店長 上田久美子さん
「ランチタイムを過ぎても同じ値段で定食やラーメンを用意しているので(昼食を)食べそびれた方も、ガッツリご飯食べたい方もお待ちしています」

また、この唐揚げでお酒が楽しめる「せんべろセット」がある(14時~の提供メニュー)。
せんべろセットの中でも「ギガせんべろセット」は、大きいピッチャーでハイボールかサワーが選べ、おつまみが3品ついたセットになっている。

店長 上田久美子さん
「ランチ終わりの14時からの提供になるので、昼からご飯を食べてそのまま14時からせんべろ突入でも大丈夫」

多彩なメニューがうれしい「食堂ippo ippo」は、女性や子供にも喜ばれるパフェも提供している(14時~の提供メニュー)。

店長の上田さんは「食堂だがランチ終わりの14時からパフェは出ているのでカフェとして利用することもできる。この食堂の中だけでも色々なメニューがあった方が面白いし、お客さんに喜んでもらえると思う」と話す。

その日の気分に合わせて利用できる食堂の枠を超えた「食堂ippo ippo」は、さまざまな楽しみを凝縮した宝箱のような空間だ。

店長の上田さんは、「時間帯によって見え方、利用の仕方とか色々変わってくるので、1日にぜひ何回も足を運んでもらえたらと思う」と話していた。

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