長崎くんちの中日のきょう、お旅所では湯立神事が行われました。

神職がササの葉で熱湯を周囲にまき散らす歴史ある神事です。

諏訪神社の3体の御神体をまつっている「お旅所」では氏子の無病息災と開運招福を祈願して湯立神事が行われました。

今年で390年となる奉納踊の歴史よりもながく続く神事です。

鉄の釜からわきあがる湯気を浴びると健康な身体になれるといわれています。

神職がササの葉にたっぷりと湯を含ませて四方を清めます。

訪れた人の中には湯がかかった人もいました。

訪れた人
「お湯がバーっといっぱいきて」「すごかった」

訪れた人
「ぬるま湯がちょっと熱いくらい」「ご利益がありますようにと」

森健司 権禰宜
「諏訪の神様がお旅所に来られている前で」「神様に喜んでもらうという意味や大きなお祭りの中で」「神様に奉仕するという意味も含めて行われている」

湯立神事はくんち中日のほかに、毎月15日に諏訪神社で行われています。

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