行楽の秋にふさわしい話題です。
好調な運行が続いているJR西日本の豪華寝台列車・瑞風が10月7日大田市のJR温泉津駅に初めて停車し、記念セレモニーが行われました。

地元保育園児:
「いらっしゃいませー!」

大田市のJR温泉津駅。
地元住民や鉄道関係者約100人が待ち構える中、姿をあらわした豪華寝台列車・トワイライトエクスプレス瑞風。
7日は、温泉津駅への初めての停車を記念して、歓迎セレモニーが行われました。

岡本楓賀アナウンサー:
「地元は瑞風の歓迎ムードに包まれています」

瑞風は今回、下関駅から京都駅を目指す1泊2日の山陰上りコースで新しい立ち寄り先に、世界遺産の石見銀山などが追加されたのに併せ、銀山の最寄り駅として温泉津駅に初めて停車しました。
JR西日本によると、2017年の運行開始から6年が経過して乗客にリピーターが増えたことから立ち寄る観光地の見直しに取り組む中で、熱心な受け入れ活動をしてもらった大田市を選んだということです。

そうした熱心な活動の中でも瑞風デビュー以来、通過する車両に手を振り続けてきたのが温泉津温泉・薬師湯の内藤陽子さんです。

薬師湯・内藤陽子代表:
「(瑞風をみて)感無量でした。やはり、温泉津・大田を知っていただきたいと思い、(手振り活動が)始まったんですけど」

人気列車の立ち寄り実現に内藤さんは期待を寄せます。

薬師湯・内藤陽子代表:
「(大田市は)1回で見れる観光地ではないので、何回も足を運んでいただき、(今後)色々な形で経済効果とか観光効果とか醸成されるんじゃないかなと思っている」

瑞風は以前好調な運行が続いていて来年2月末分まですでに満席だということで、新たな停車先となった周辺地域の期待も否応なく高まります。

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