3日午前の東京外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=147円台前半を付けた。前日から3円程度、急速に円安が進んだ。
午前10時現在は前日比2円94銭円安ドル高の1ドル=146円99銭~147円00銭。ユーロは2円83銭円安ユーロ高の1ユーロ=162円25~32銭。
石破茂首相が2日、日銀の金融政策を巡り「追加の利上げをするような環境にあるとは考えていない」と発言し、利上げに慎重な姿勢を見せたことから円売りが広がった。3日の日経平均株価が大幅上昇したことも、投資家のリスク回避姿勢の緩和につながり、円が売られた。(共同)
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