3日午前の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が大幅反発した。上げ幅は一時1000円を超え、節目の3万8000円台を回復した。外国為替市場で円安ドル高が進行し、輸出関連銘柄を中心に幅広く買われ、相場を押し上げた。前日に石破茂首相が日銀の植田和男総裁と会談し、追加利上げに慎重な考えを示したことで、円を売る動きが加速した。

 午前9時15分現在は前日終値比839円14銭高の3万8647円90銭。東証株価指数(TOPIX)は40・69ポイント高の2692・65。

 米連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利下げ観測も後退し、為替市場では円売りの動きが強まった。(共同)

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