小林製薬の紅麹サプリ問題。健康被害の原因はプベルル酸と特定されました。

 小林製薬の紅麹サプリの健康被害問題を巡り、厚生労働省は18日、プベルル酸以外に
腎毒性がある物質は確認されず、「プベルル酸のみが腎障害を引き起こすと確認した」と発表しました。

 厚生労働省によりますと健康被害が生じているサプリには「プベルル酸」など本来含まれていないはずの3つの化合物が含まれていました。これまでの動物実験でプベルル酸の腎臓への健康被害は確認されていましたが、他の2つの化合物で動物実験を行ったところ、腎障害を引き起こさないことがわかったということです。

 厚生労働省は引き続き情報を収集するほか、食品衛生法上の措置を検討するとしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。