農林水産省は11日、輸入小麦を製粉会社などに売り渡す価格について、10月以降、1.8%引き下げると発表した。

10月以降の小麦の売り渡し価格は、主な5つの銘柄の平均で1トン当たり6万6610円となり、前の半年間と比べて1200円引き下げられる。

売り渡し価格の引き下げは3期連続。

一方で農水省は、価格改定によるパンなど小麦を原材料とする食料品への影響は、引き下げ額が小幅なため限定的だとしている。

輸入小麦については安定的に確保するため国が一括調達していて、4月と10月の半年ごとに国内での売り渡しの価格を見直している。

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