内閣府が6日発表した7月の景気動向指数は、現状を示す「一致指数」(2020年=100、速報値)が前月から3・0ポイント高い117・1となり、2カ月ぶりに上昇した。基調判断は3カ月連続で同じ表現となる「下げ止まり」を維持した。
一致指数を構成項目別に見ると、半導体製造装置の出荷増やレーダー装置の大型案件を受け、投資財出荷指数や生産指数が上昇した。猛暑でエアコンの売れ行きが良かったことから耐久消費財出荷指数も上昇した。一方で商業販売額(小売業)は減少。猛暑による外出控えが響いたようだ。
数カ月先の景気を表す「先行指数」は0・4ポイント高い109・5だった。(共同)
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