2日午前、取引が始まった東京株式市場の日経平均株価が、およそ1カ月ぶりに3万9000円台を回復しました。

 2日の日経平均は、先週末の終値3万8647円から370円余り上昇して取引が始まりました。

 3万9000円を超えるのは7月31日以来、およそ1カ月ぶりです。

 市場関係者は、先週末のニューヨーク市場でダウ平均株価が2日連続で最高値を更新するなど主要な株価指数が上昇したことや、1ドル=146円台半ばまで進んだ円安の流れを受けたとみています。

 日経平均は、7月末に日銀が利上げを決めた一方でアメリカの急速な景気減速への懸念が高まったことなどから、8月上旬に3万1000円台まで急落していました。

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