ニューヨーク証券取引所

 30日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日比228・03ドル高の4万1563・08ドルと2日連続で終値の最高値を更新して取引を終えた。朝方発表された米経済指標を受けて米連邦準備制度理事会(FRB)が9月に利下げに踏み切るとの見方が改めて強まり、買い注文が膨らんだ。

 米商務省が朝方発表した7月の個人消費支出(PCE)物価指数の前年同月比上昇率は市場予想の2・6%程度を下回った。インフレの抑制傾向が示されたことで、利下げへの期待感が高まった。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は3日ぶりに反発し、197・20ポイント高の1万7713・63。(共同)

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