延伸が計画されている北陸新幹線の新大阪駅について、国土交通省が、新大阪駅を地下に拡大する案を与党に示しました。

国土交通省は、北陸新幹線の新大阪までの延伸で、現在検討されている「小浜ー京都ルート」に設置する、新たな駅の位置の詳細な案を、与党の整備委員会に提示しました。

案によると、新大阪駅を南側ロータリーの地下に新たなホームを作る形で拡大するほか、京田辺市の松井山手駅付近の地下に新駅を建設するとしています。

国土交通省は、これまでに京都の新たな駅について、JR京都駅の地下およそ50メートルに設置する案や、JR京都線・桂川駅周辺の地下に設置する案などを示していて、今回示した新しい駅の位置は、京都の駅がどの案になっても変わらないということです。

与党整備委員会は、年内にルートと駅の位置を決定し、来年度中の着工を目指すということです。

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