世の中のありとあらゆるものを忖度なしに検証し、独自ランキングを紹介するMBS「サタデープラス」の『ひたすら試してランキング』。MBS清水麻椰アナウンサーが「ポークカレー」を徹底調査。ひたすら試してわかった、“サタプラ的おすすめベスト5”を発表した。

超人気カレー店が審査「お肉のジューシーさ」「スパイスの香り」がポイント

今回は、食欲が落ちがちな夏に食べたい、調理済みパックタイプの「ポークカレー」13種類を比較。チェックポイントは、①具の満足度 ②コストパフォーマンス ③ソースだけの味 ④肉だけの味 ⑤全体の味 の5項目で、各項目10点満点の合計点で総合ランキングを決定した。

味に関する審査には、ミシュランガイド東京で4年連続ビブグルマンを獲得する超人気カレー店「SPICY CURRY魯珈」の齋藤絵理さんが協力。“ポークカレーのスペシャリスト”は、「レトルトは高温で加熱処理するので、どうしてもお肉がパサつきやすく、スパイスの香りも飛びやすくなる。なので、お肉の柔らかさ、ジューシーさがしっかりと残っているか、スパイスの香りを封じ込められているか、そういった点が大きな評価ポイントになります」と語る。

忖度なしにひたすら「ポークカレー」を徹底調査。買って失敗しない、おすすめベスト5とは!?

5位は、たっぷりのたまねぎに計算されたスパイス 意外な付け合わせとの相性も◎

第5位は、レストラン京王の『Curry shop C&C 新宿カレーポーク中辛』(税込330円 ※番組調べ)。

「カレーショップC&C」は1968年に京王線新宿駅構内で開業し、京王沿線を中心に展開する人気店。その味を再現したポークカレーの最大の特徴は、内容量の約30%を占めるたっぷりのたまねぎ。齋藤さんは「これだけ多く使っていたら甘ったるくなりやすいんですけど、ちゃんとスパイスが引き締めていて、どんどん食べ進めたくなる」と計算されたスパイスの使い方を称賛した。
また、新宿本店のみ提供しているという意外なつけ合わせが、福神漬けではなく紅ショウガ。たまねぎの甘みをうまく引き締め、さっぱりと食べやすくしてくれるので、ぜひお試しを。

4位は、「これぞカレー」「あっぱれ!」とスペシャリストも大絶賛

第4位は、エム・シーシー食品の『リオポークカレー』(税込464円 ※番組調べ)。

レトルト食品などを手がける神戸のメーカー、エム・シーシー食品が、横浜で愛されるカレーショップ「カレーハウスリオ」の味を店監修のもと忠実に再現。国産のたまねぎ、にんじん、豚肉を使用し、しっかりとスパイスを効かせている。しかも、「ご飯の甘みと一緒に合わさることで、甘辛のバランスが非常に後を引くんです。これぞカレーですよ」と齋藤さん。その絶妙なスパイス使いを「あっぱれです!」と絶賛した。生卵を落として食べるのもおすすめ。

3位は、カレー愛を感じるこだわりのカレー 夏ならではのアレンジも

第3位は、ニシキヤキッチンの『ハニージンジャーポークカレー』(税込480円 ※番組調べ)。

「豚のショウガ焼きをカレーにしたらおいしいんじゃないか」という発想で開発された商品で、具材に国産の刻みショウガを、ソースにもショウガをたっぷり使い、ショウガと相性の良いハチミツでコクを出している。「ソースだけの味」部門では1位となり、清水アナはそのおいしさに思わずガッツポーズ。齋藤さんも「相当こだわらないとここまでのカレーは作れない。カレー愛を感じるカレーですね」とうなった。

齋藤さんは、このショウガが入ったカレーならではの簡単アレンジを伝授。それが、食欲が落ちる夏にぴったりな「カレーつけそうめん」で、まずは表示通りにカレーを温める。そこにそうめん用に希釈しためんつゆを混ぜ、具材に刻んだトマトとオクラの夏野菜をトッピング。あとはこれにそうめんをつけるだけで、あっさりと食べられる夏の一品が完成!

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