小林製薬の「紅麹」を使ったサプリメントを摂取した人たちに健康被害が相次いでいる問題で、入院した人の数が212人に増えたことがわかりました。

 これまで、サプリメントを摂取した後に腎疾患が疑われる5人が死亡しています。

 厚生労働省は小林製薬から報告があった健康被害の状況について、4月7日時点で、入院した人の数が212人に増え、医療機関を受診した人の数も1224人に増えたと明らかにしました。

 4月6日、厚労省と大阪市は小林製薬本社で同社社員に聞き取り調査をして、国などが再発防止策を検討するための情報収集などを行っていて、「原因究明と再発防止を同時並行で進めていきたい」としています。

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