たわわに実った大粒のブドウ。福島県のオリジナル品種「あづましずく」が収穫のピークを迎えている。

家族そろってブドウ狩りが楽しめる郡山市三穂田町の橋本農園。生産されているのは福島県のオリジナル品種「あづましずく」。
訪れた男の子は「実の大きさは大きいけど、ちょっと甘酸っぱい感じ」と話し、男の子の母親は「まだまだ、まだまだいけます。朝と昼兼用で食べていきます。ふふ」と笑う。

大粒で酸味が少ない「あづましずく」気温の高い日が続いたことで成長が例年より10日ほど早く、収穫の最盛期を迎えている。
橋本農園の橋本寿一さんは「今年は粒のハリは非常に良いです。今までの中でやっぱり一番、粒大きいのではないのかなと思っています」と話す。

暑さのおかげで甘みが増しているという今年のブドウ。一方で、急な雨に当たることで粒にひびが入る現象も確認されていて、天気に気を遣いながら育てている。
橋本さんは「『今年のブドウはおいしいね』って言ってもらうのが、俺らは一番嬉しいですし、(その言葉を聞いて)今年も良くできたなという感じはもってます」という。
収穫は9月中旬まで続く見込みだ。

※ぶどう狩り:大人1200円・子ども800円 休業日・水曜日

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