パリ五輪は日本の金メダルラッシュが大きな話題となりましたが、それに負けず劣らず注目を浴びているのがゴールドフィーバー、「金」の価格です。そんな金の展示販売会が21日から静岡市で始まりました。

金は2000年には1gあたり平均1000円ほどでしたが、2024年7月時点では1g1万3880円と約13倍の価格となっています。

価格はこの20年右肩あがりで、金は安定的な資産としても知られています。

そんな金の展示販売会が8月21日から静岡市で始まりました。

小松建太 アナウンサー:
見てください、大迫力の黄金の龍。「大黄金展」その名にふさわしいきらびやかさですね

21日から静岡市葵区の静岡伊勢丹で始まった「大黄金展」。

数字の形をした純金製の「ゴールドナンバー」や、金と言えばこの形、「小判」など会場には1000点を超えるたくさんの金製品が展示されています。

中でも「黄金のおりん」は自分の気に入った音色を選べるため、人気が高いと言います。

小松建太 アナウンサー:
伸びのある柔らかい音色ですね。3000万円するだけはありますね

そして、今回のイベントで最も高価な金製品が「巨大レリーフ」です。

2024年の干支の龍をモチーフにしていて、高さは2m60cm。値段はなんと16億5000万円です。

来場者:
毎年来ているんですけど、金のパワーをもらって、あしたからの仕事に生かせるような感じ。昇り龍がカッコいい

来場者:
孫に(プレゼントしようかな)と思ったので、ちょっとあるのかなと思って来た

会場には重さ12kg、1億5000万円相当の金塊を持ち上げられるコーナーもあり、その重みを肌で感じることもできます。

訪れた人たちは会場を回りながらきらびらかに輝く金製品をじっくりと眺め、その魅力を改めて感じている様子でした。

株式会社SGC 営業部・月永圭 部長:
1000点以上、数十億円の金製品が展示されています。過去最高の相場での開催となりますので2023年と比べても大きな量を持ってきております。(金の魅力は)まず1つは昨年より約3割金相場があがっていること、もう1つはツタンカーメンを思い出していただくとわかるように数千年経っても輝きが変わらないというところが大きな魅力だと思います

また、会場では展示・販売に加え金製品の査定・買い取りを行うコーナーも設けられていて、無料で相談に応じています。

金の魅力を体感できるこの「大黄金展」は静岡市葵区にある静岡伊勢丹・8階大催事場で8月26日まで開かれています。

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