IAEA=国際原子力機関は、福島第一原発の処理水の海への放出開始後、2回目となる専門家らによる調査を始めました。

IAEA グスタボ・カルーソ原子力安全・核セキュリティ局調整官
「このように独立した客観的かつ科学的なアプローチは日本と海外の人々の信頼を築くのに役立つものと考えております」

 去年8月に始まった処理水の海への放出は、今月19日から5回目に入っています。

 半年ぶりとなる今回の調査では、放出が国際的な安全基準に合致しているか確認します。

 調査団には、放出に反対する中国を含む海外の専門家らが参加しています。

 24日、福島第一原発を訪れて実際の放出状況を視察するほか、26日までの日程で、政府や東京電力などと意見交換する予定です。

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