日銀が追加の利上げを決めた先週の会合で、委員から「小幅な利上げを検討してもよい時期だ」などと、利上げに前向きな意見が相次いでいたことがわかりました。

日銀は先週の会合で、短期金利の誘導目標を0.25%程度に引き上げる追加の利上げに踏み切りました。

きょう、日銀が公表した「主な意見」によりますと、委員からは「物価の上振れリスクに注意する必要がある」など、大規模緩和の副作用の円安が物価を想定以上に押し上げる可能性があるとの意見が出され、「小幅な利上げを検討してもよい時期だ」といった、追加の利上げに肯定的な声が多くあがったことがわかりました。

日銀がこの7月会合で追加の利上げに踏み切ったことで、外国為替市場では円高が進み、日経平均株価の乱高下にもつながりました。

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