7月31日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は続伸し、前日比99・46ドル高の4万0842・79ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)が9月にも利下げを開始するとの観測が広がり、金利低下への期待から買い注文が優勢になった。

 FRBのパウエル議長は記者会見で「政策金利を引き下げるのに適切な時期に近づいている」と発言。早期利下げへの期待を背景に、ダウ平均は一時上げ幅を広げた。その後は、利益を確定するための売りも目立った。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は反発し、451・98ポイント高の1万7599・40だった。(共同)

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