生命保険最大手の日本生命が成長市場であるインドに初めて現地拠点を設置すると発表しました。

 インドの最大の商業都市・ムンバイで10日に設立した現地拠点は、日本生命が出資している現地法人2社の経営管理や支援の強化を図ります。

 これまでインドはシンガポールの子会社が現地法人を統括してきましたが、今回、新たにシンガポールの子会社が現地拠点を設けて直接、経営を管理します。

 人口約14億人を抱える巨大市場のインドで存在感を高める狙いがあります。

 日本生命は現在、本業のもうけである基礎利益に占める海外事業の割合が約4%にとどまっていて、インドのような成長市場を強化して海外での収益を高めていく方針です。

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