■うなぎ値上がりも…大奮発!?

 召し上がったでしょうか。24日は「土用の丑(うし)」の日です。

 焼き初めから放たれる絵力。煙に焼き色。脂でしょうか、表面が泡立っています。この誘惑にあらがえる人が果たしているのか…。

うなぎを買いに来た人
「6時半ぐらいから並んでます」
「ネッククーラーと扇風機、スポーツドリンクに塩分チャージ」

 暑さ対策に余念がない女性。うなぎ代は必要経費だといいます。

うなぎを買いに来た人
「夏を乗り切るためには必要なので、この予算だけは確保しています」

 脂は静岡県でもしたたっています。あめ色に仕上がった蒲焼が鎮座するうな丼。やはり、財布のひもは…。


「子どもの夏休みなので奮発して」

 秋田市では50年継ぎ足し続けたたれが自慢のうなぎ弁当です。

せきや 鮮魚部 佐藤勝課長
「物流コストが上がっている。円安の影響もありまして」

 今年は200円値上げして3200円ですが…。

うなぎを買いに来た人
「高いんですけど、普段、若干節約して」
「(Q.1年の大事なイベント?)当然です」

 秋田弁で「うなぎ」は…。

うなぎを買いに来た人
「うなぎってなかなか食べねからこういう時でねば。あーんと大奮発だ!」

 卸売価格の高騰は全国的に頭痛の種です。

大丸 梅田店(惣菜担当) 内藤真光マネージャー
「値上がりがすごいので、小ぶりにしたうなぎのお稲荷とか値段を抑える工夫はしている。昔ほど手軽なものじゃなくなってきた」

 それだけに丑の日の特別感は増しているといいます。

うなぎを買いに来た人
「きょうは実家の両親に甘えちゃいました」

 うなぎの蒲焼に見立てたパイ。そんな変化球もありました。

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