JR西日本は7月24日、流線形の外観で話題となり、隣接駅間のスピードでギネス世界記録にも認定されたこともある新幹線の車両「500系」について、2027年に営業運転を終了すると発表しました。

500系車両はJR西日本が独自に開発した新幹線車両で1997年にデビューし、のぞみ号で運行されていました。流線形の外観は話題となり、当時、世界最速の時速300キロでの営業運転を実現しました。

広島駅~小倉駅(福岡)間の隣り合う2つの駅間の平均速度は261.8キロと世界最速となり、この年、ギネス世界記録にも認定されました。

500系はN700系の登場でのぞみ号から引退し、現在は8両編成のこだま号として山陽新幹線限定で運転されています。

【500系の概要】
500系は 1997年 3月22日のダイヤ改正より営業運転を開始しました。当時の国内最高速度、時速300キロで営業運転を行い、新大阪~博多間を最速2時間27分で結びました。

【主な経歴】
1997年3 月22 日 ダイヤ改正より営業運転開始
2008年12月1日 8両化「こだま」営業運転開始
2010年2月28 日 「のぞみ」営業運転終了

【主なイベント】
2013 年4 月10日 「カンセンジャーラッピング新幹線」運行開始
2014年7月19 日 「プラレールカー」運行開始
2015年11月7日 「500 TYPE EVA」運行開始
2018年6月30日 「ハローキティ新幹線」運行開始

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