JR西日本が、福知山線脱線事故の事故車両を保存する施設について、一般には非公開とする方針を固めたことが分かりました。

JR西日本は、福知山線脱線事故の事故車両を保存する施設を、社員研修センターに来年12月までに完成させる予定で、工事が進められています。

この施設を一般公開するかどうかについては、JR西日本が検討を続けていました。

関係者への取材で、JR西日本が、被害者の中に「事故の抑止のため」と公開を望む声がある中、「興味本位で見られたくない」などと非公開を望む声も多数あることから、当面は一般には原則非公開とすると、被害者に書面で伝えていたことが分かりました。

一方、一般公開については「将来に向けて検討する」ということです。

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