みちのくの夏を彩る「盛岡さんさ踊り」の開幕まであと10日です。
祭りの成功と安全を願い「ミスさんさ踊り」が、7月22日に発祥の地とされる岩手・盛岡市内の三ツ石神社に踊りを奉納しました。

「さんさ踊り」はその昔、鬼を退散させた三ツ石神社の神様に住民たちが感謝の気持ちを伝えようと披露したことが始まりとされています。

22日の奉納には関係者など約30人が参加しました。
祭りの成功と安全を祈願した後、ミスさんさ踊りの5人が約2カ月にわたる練習の成果を初めて披露しました。
息の合った演舞を訪れた人たちは笑顔で見守っていました。

さんさ踊り未経験でミスに選ばれた岩手大学の学生・上平佳歩さんは、苦労の末、一から振り付けを覚えました。

ミスさんさ踊り 上平佳歩さん
「(踊りは)難しくて本当に細かい動きがたくさんあって大変。(本番まで)頑張って練習したいと思う」

一方、外山瑠璃子さんは、医学を学ぶ岩手医大の学生です。

ミスさんさ踊り 外山瑠璃子さん
「さんさ踊りを通じて皆さんに健康になってほしいという思いがあって携わろうと思った。一体感のあるパフォーマンスを皆さまに届けたいと思う」

盛岡さんさ踊りは8月1日に開幕。
4日間で延べ203団体がパレードに参加します。

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