「星野リゾート 1955東京ベイ」の正面玄関に飾られたクラシックカー=千葉県浦安市で2024年6月19日、石塚孝志撮影
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 リゾートホテル「星野リゾート 1955東京ベイ」が20日に開業する。「星野リゾート」(長野県軽井沢町)の千葉県内進出は初めて。19日に報道関係者向けの内覧会が開かれた。

 同ホテルは、昨年末に閉館した「東京ベイ東急ホテル」を改装。コンセプトは「古き良き」を意味する「OLDIES GOODIES(オールディーズ グッディーズ)」。館内のデザインは、米カリフォルニア州に世界初のディズニーランドが誕生した1955年ごろの米国の世界観をモチーフにした。

 地上18階建て、客室数は638室。早朝に到着した宿泊客が休むことができる24時間使えるパブリックスペースや、店などを備えた。

「星野リゾート 1955東京ベイ」で窓際に「ゴロゴロ寝台」が付いた部屋=千葉県浦安市で2024年6月19日、石塚孝志撮影
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 同ホテルの穴井主税(ちから)総支配人によると、約8割が東京ディズニーリゾートの利用客を想定。また、首都圏や千葉市の幕張方面への観光利用も取り込みたい考え。穴井総支配人は「ホテルではテーマパークの1エリアにいるような感覚を楽しんでほしい。県内の人には、友人が遊びに来たときのプチ旅行として、非日常の空間を過ごして頂ければ」と話す。

 JR新浦安駅からバスで約15分(無料シャトルバスあり)の東京湾を望むエリアに立地。1泊9000円(2人1室利用時の1人当たりの税込み料金、食事なし)から。【石塚孝志】

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